インフルエンサーの店舗訪問動画の信頼性はどの程度ですか?それは実際の体験共有なのか、それとも商業広告なのか?

作成日時: 8/6/2025更新日時: 8/18/2025
回答 (1)

はい、この質問は本当に的を射ていますね。では、この件についてお話ししましょう。


ネット有名人の店舗訪問動画、その信頼性は? 本当の体験共有? それとも商業広告?

やあ、友よ。君のこの質問、まさに核心を突いているね。あの超美味しそうな店舗訪問動画をスクロールするたびに、「これって本当? それともお金をもらってるの?」って心の中で思ったりしないかい?

長年ネットを渡り歩いてきたユーザーとして、はっきり言わせてもらうよ:ネット有名人の店舗訪問動画は、“真実と虚偽が入り混じり、広告と共有が共存する” 一大ジャンルなんだ。 全てが嘘だとも一概には言えないし、全てのブロガーが“愛のためだけに発信している(無償)”と天真的に思うのも間違いだ。

簡単に言うと、店舗訪問動画は大きく以下のパターンに分けられる:

1. 「純粋な広告」 - 商業協力動画

これが最も一般的なタイプ。端的に言えば、“金をもらって仕事をする” だ。

  • 特徴:

    • 長所ばかりで短所なし。 雰囲気、サービス、料理に至るまで、ありえないほど褒めちぎり、一度行かないと人生が完成しないかのような印象を与える。
    • 映像技術がプロ級。 照明、音声収録、編集が非常に精巧で、料理は実際より100倍美味しそうに映る。
    • 話し方が露骨。 動画内で店名を繰り返し強調したり、最後に“限定特典”を提示したりする。例えば「僕の名前を言えば20%オフ」、「この動画を見せればオードブル1品サービス」など。
    • 内容が画一的。 異なる複数の有名人がほぼ同時期に同じ店を推し、言っていることも似通っている場合、ほぼ間違いなく店側が一括してプロモーションを打っている。
  • 信頼度: ⭐☆☆☆☆

    • この手の動画の参考価値は非常に低く、テレビCMとほぼ同等と考えていい。「こんな店がある」と知らせるだけのもので、美味しいかどうかは大きな疑問符が付く。

2. 「真実と虚偽が半々の協力」 - ソフト広告動画

これは1つ目より“高度”で、現在の主流でもある。ブロガーは確かに報酬を受け取ったり無料で食事を提供されたりしているが、店側がある程度の自由裁量を認めている。

  • 特徴:

    • 褒める点もあればけなす点もあるが、褒める点が優勢。 ブロガーは「今日は人が多くて少し待った」や「この料理は僕には少し塩辛かった」など、痛くも痒くもない小さな欠点を1、2点挙げるかもしれないが、メインで推す料理は必ず絶賛する。これにより、より客観的でリアルに見せようとする。
    • 個人のスタイルが反映されている。 ブロガーは自身の一貫したスタイルや口癖を使って紹介し、視聴者に彼/彼女自身のリアルな体験のように感じさせる。
    • 控えめな表示がある場合も。 動画の隅や説明文に「#広告」、「#店舗訪問協力」といった小さなタグが付いていることがあるが、注意深く探す必要がある。
  • 信頼度: ⭐⭐⭐☆☆

    • この動画には一定の参考価値がある。店の看板メニュー、雰囲気の特徴、おおよその価格帯を知ることはできる。ただし、味の評価については、自動的に“3割引”して考える必要がある。結局、もらうものには弱く、食べたものには甘くなる(金や物をもらえば言いにくくなる)からね。

3. 「自腹を切る勇者」 - リアルな体験共有

これが店舗訪問動画の原初の形であり、多くの人が最も見たいタイプだ。ブロガーは純粋に興味から自費で体験し、良ければ良し、悪ければストレートに悪いと言う。

  • 特徴:

    • 評価が非常に正直で地に足がついている。 どの料理が“失敗だった(ハズレ)”、どの料理が“まあまあでこの値段は高い”、どの料理が“強力におすすめ”かを率直に伝える。
    • 動画のクオリティは高くないかも。 スマホでサッと撮影したもので、音声が雑音混じりだったり、華やかなトランジションやフィルターがなかったりする。
    • 領収書を提示する場合も。 自費であることを証明するため、動画の最後に支払い明細を見せるブロガーもいる。
    • ファンの忠誠度が高い。 長期間にわたりリアルな体験共有を続けるブロガーは、彼らを非常に信頼するファン層を築くことが多い。
  • 信頼度: ⭐⭐⭐⭐⭐

    • これが最も信頼度が高い。あるブロガーが長期間このスタイルを貫いているなら、彼/彼女の推薦は非常に参考になる。ただし、今やこの“純粋な勇者”タイプは減少傾向にある。結局、動画制作にもコストと労力がかかるからだ。

では、私たち一般人はどうやって“目を肥やして”見分ければいい?

心配しないで。たくさん見て、よく考えれば、誰でも見抜けるようになるよ。ここにいくつかのコツがある:

  1. タグや明記を確認する:

    • これが最も直接的。ルール上、商業広告は表示が義務付けられている。動画の説明文、コメント欄、画面の隅に「広告」、「プロモーション」、「Sponsored」などの文字がないか確認しよう。
  2. 言葉遣いを聞く:

    • 「天井級(最高レベル)」、「YYDS(永遠の神)」、「ヤバい(絶品)」といった極端に誇張された言葉が溢れているか? それとも「悪くない」、「試してみてもいいかも」、「個人的には」といった比較的中立的な評価か?
  3. “過去の実績”をチェックする:

    • そのブロガーのホームページを見て、過去の動画を確認しよう。良い評価ばかりで、一度も失敗を報告しない“グルメの当たり屋”なのか? それとも良い評価も悪い評価もある普通の人なのか? もし誰かが推薦する全ての店が“地域ナンバーワン”なら、その人の“ナンバーワン”はあまりにも安っぽい。
  4. 細部を観察する:

    • リアルな体験共有には、待ち時間、料理の提供が遅い、店員の対応が普通、店内が騒がしいといったネガティブな細部が含まれることが多い。一方、広告動画はこれらを完璧に回避する。
  5. “限定特典”に警戒する:

    • 「僕の名前を言えば割引」や「動画を見せれば料理サービス」といった文言が出てきたら、99.9%は商業協力だ。店側はブロガーを通じて集客を図ろうとしており、それ自体が取引だ。
  6. クロスチェック、一つの情報源を鵜呑みにしない:

    • これが最も重要! ネット有名人の推薦を見て、すぐに飛びつかないこと。他のプラットフォーム(例:食べログ、小红书)でその店を検索し、他の“一般人”のリアルな評価を見てみよう。大多数の普通の人が良いと言って初めて、本当に良い店と言える。

まとめ:私の見解

ネット有名人の店舗訪問動画は、“美食世界のガイド” のようなものだ。心から景色を案内してくれるガイドもいれば、リベート目当てで買い物スポットに連れて行くガイドもいる。

私たちの態度はこうあるべきだ:全てを信じず、全てを疑いもしない。

それを新店発見の**“情報源”** そして**“参考ガイド”** として捉えること。動画を通じて店の雰囲気、看板メニュー、おおよそのスタイルを把握し、他のプラットフォームの情報や自身の判断と組み合わせて、実際に足を運ぶかどうかを決めよう。

結局のところ、その店が美味しいかどうかは、君自身の舌が決めることだ。どうか毎回、本当に美味しい食事に巡り会えますように!

作成日時: 08-08 21:32:44更新日時: 08-10 02:09:31