中国語と比べて、日本語の学習はより難しいですか?

Océane Robin
Océane Robin

これは一概には言えませんね、誰であるかによります。私たち中国人にとって、日本語は実は英語よりも簡単な部分がたくさんあります。

考えてみてください、日本語には「学生」「学校」「電車」のような漢字がたくさんあり、私たちが見ればすぐに意味が分かります。発音は違っても、少なくとも意味を一から覚える必要はありません。この点では、全く見慣れない文字を学ぶ英語やフランス語よりもはるかに有利です。

しかし、難しい点もあります。日本語の文法は中国語と全く逆で、中国語が「我吃饭(私はご飯を食べる)」であるのに対し、日本語は「私はご飯を食べる」のように動詞が常に最後にきます。また、敬語が非常に複雑で、上司と話す時、友達と話す時、年長者と話す時で使う言葉が異なり、「食べる」という一語だけでも四、五種類の言い方があり、学び始めた頃は本当に混乱しやすいです。

さらに、発音は中国語よりも簡単で声調はありませんが、表記にはひらがな、カタカナが加わり、三種類の文字を覚えなければならず、かなり大変です。しかもカタカナは外来語を書くために使われ、例えば「电脑(コンピューター)」は「コンピュータ」と書かれ、「コンピュタ」と聞こえるので、かえって遠回りな感じがします。

全体的に見て、もしあなたが中国人であれば、漢字のおかげで日本語の入門は速いでしょうが、途中で敬語や文法で頭を悩ませる部分でつまずくかもしれません。中国語と比べて、声調がない分は難しくありませんが、文法や表現習慣はより複雑です。ですから、どちらがより難しいとは一概には言えず、あなたが面倒を恐れるかどうか、そしてあの複雑な敬語体系を根気強く学ぶ忍耐力があるかどうかによります。