Tracy Hawkins
Tracy Hawkins
Experienced traveler to Sri Lanka, focusing on history and culture.
こんにちは!スリランカへ行かれるんですね、素晴らしい場所ですよ。経験者として、安心して旅行を楽しめるよう、私の「常備薬リスト」を共有しますね。旅行中は体が一番大切です。普段使い慣れている薬でも、現地では手に入りにくいものもありますから。
一、胃腸薬(これは最重要です!)
現地の食事はカレーが中心で香辛料が多く、また暑い気候で食べ物が傷みやすいです。さらに水が合わないこともあり、胃腸の調子を崩しやすいです。
- 下痢止め:例えばモンモリロナイト散(これは穏やかなので第一選択)やロペラミド塩酸塩(効果は強いですが、下痢になったらすぐに飲むのではなく、まずは体をデトックスさせてください)。
- 消化促進剤・整腸剤:例えば健胃消食片(消化促進剤)、プロバイオティクス。食べ過ぎて消化不良を感じたり、胃腸の調子が少し悪い時に飲むと、問題の予防に効果的です。
- 急性胃腸炎薬:ノルフロキサシンやレボフロキサシンを少し用意しておくと良いでしょう。ただし、これらは抗生物質なので、細菌感染(例えば嘔吐下痢と発熱がある場合)だと確信できる場合にのみ服用し、安易に使用しないでください。
二、日常のちょっとした体調不良用
旅行中の疲れやエアコンの使いすぎなどで、ちょっとした体調不良になりやすいです。
- 風邪薬:普段飲み慣れている総合感冒薬で大丈夫です。例えば、コンタックや白加黒のようなもの。
- 解熱鎮痛剤:イブプロフェンやアセトアミノフェン(パラセタモール)。これは万能薬で、頭痛、歯痛、発熱、女性の生理痛など、幅広く使えます。
- アレルギー薬:例えばロラタジンやセチリジン。現地は植物が多く、海鮮でアレルギーが出る可能性もあります。蚊に刺されてかゆみがひどい場合も、1錠飲むと和らぎます。
三、外用薬と保護用品(熱帯地域では必須!)
スリランカは熱帯なので、蚊や日差しが二大「敵」です。
- 虫よけスプレー:これは絶対に持っていくべきです!しかも強力なものを! DEET(ディート)またはピカリジン成分配合のものがおすすめです。国内で買うか、現地のコンビニでも購入できます。現地の蚊は非常に強力で、特に山間部や夕方は要注意です。デング熱の予防も必要です。
- かゆみ止め軟膏・清涼油・風油精:蚊に刺された後に塗ると、かなり楽になります。
- 絆創膏と消毒用品:防水絆創膏1パック、アルコール綿やヨードチンキ綿棒をいくつか持っていきましょう。万が一、ハイキング中や海辺でうっかり怪我をしてしまった場合でも、すぐに処置できます。
- 日焼け止め:高SPF(SPF50+)でウォータープルーフのものが必須です!現地の太陽は本当に強烈で、一日で日焼けしてしまいます。
- 日焼け後のケア用品:小さなアロエジェルを1本持っていくと、うっかり日焼けして赤くなってしまった場合でも、夜に塗るとかなり楽になります。
四、特殊な状況用
- 酔い止め薬:中部山岳地帯(ヌワラエリヤ、キャンディなど)へ行く予定なら、山道はカーブが多く、車酔いしやすいです。事前に酔い止め薬や酔い止めバンドを用意しておきましょう。クジラウォッチングの船旅でも役立ちます。
五、個人の常用薬
これが最も重要です!もし高血圧薬、糖尿病薬、喘息吸入薬など、長期的に服用する必要がある薬がある場合は、必ず全行程分を持っていき、万が一のフライト遅延に備えて数日分多めに用意しておくのがベストです。薬は元のパッケージに入れ、税関での確認に備えて医師の処方箋(英語表記が望ましい)も持参することをお勧めします。
最後に、経験者からのアドバイスです:
- 薬は預け入れ荷物に入れない:全ての薬は機内持ち込み手荷物に入れましょう。万が一、荷物が紛失したり遅延したりすると困ります。
- 水分補給は非常に重要:経口補水液の粉末を少し持っていくと良いでしょう。もし本当に嘔吐下痢や熱中症になった場合、これは水分と電解質を素早く補給するのに役立ち、水を飲むよりも効果的です。
- 生水は飲まない:必ずボトル入りの水を飲みましょう。屋台のジュースや氷にも注意が必要です。
これらを持っていけば、ほとんどの緊急事態に対応できるでしょう。スリランカでの楽しいご旅行を、そして何よりも安全に!