日本への渡航に際し、事前にビザの取得は必要ですか?また、どのような書類が必要になりますか?

作成日時: 8/15/2025更新日時: 8/18/2025
回答 (1)

こんにちは!日本旅行に行く準備中ですか?それは素晴らしいですね!ビザに関する質問について、できるだけシンプルに説明しますね。


一、日本に行くのにビザは必要?

答え:はい、必要です!

中華人民共和国(中国本土)の普通旅券を持っている場合、観光、親族訪問、ビジネスを問わず、必ず事前にビザを取得しなければなりません。空港でのビザ(落地査証)という選択肢は考えないでください。日本は中国本土旅券保持者に対して落地査証を発行しておらず、ビザなしでは航空機にさえ乗れません。

もちろん、他の国・地域の旅券(例:香港、マカオ、台湾、米国、シンガポールなど)を持っている場合、多くの国はビザ免除となりますが、ここでは主に中国本土の旅券を想定して説明します。


二、ビザはどう申請する?自分で大使館に行ける?

できません!

これは非常に重要な点です:日本ビザの申請は、個人が直接大使館や総領事館に行って行うことは認められていません

必ず、大使館指定の旅行会社を経由して申請書類を提出する必要があります。これらの旅行会社を、公的に認可された「申請代行機関」と考えるといいでしょう。

これらの旅行会社をどう探す?

  • 公式ルート:在華日本国大使館の公式ウェブサイトに行き、指定送信旅行社のリストを確認します。
  • 簡単なルート:淘宝(タオバオ)、飛猪(フェイズー)、携程といった大手プラットフォームで「日本ビザ」と検索し、販売実績が多く評価の良い業者を選びます。彼らが非常に詳細な必要書類リストと記入見本を渡してくれるので、それに従って準備すればとても楽です。

三、どんな書類が必要?

ここが重要かつ、皆が最も頭を悩ます部分です。代理店ごとに要求が少しずつ異なる場合もありますが、核心的なものはほぼ共通です。大枠をリストアップするので、参考にしてください。

通常、基本書類 + 資産証明 の2つの大きなブロックに分かれます。

✅ 基本書類 (全員必須)

  1. 旅券原本

    • 有効期限が6ヶ月以上残っていること。
    • ビザ掲載欄の余白が2ページ以上あること。
    • 旧旅券がある場合は、特にアメリカや欧州などの先進国ビザの記録があるものはプラスポイントとなるため、合わせて提出することをお勧めします!
  2. 査証申請書

    • この用紙は旅行会社から提供されます。ダウンロードして印刷し、記入・署名します。
    • 注意:職場、住所、電話番号などは嘘偽りなく記入すること。正確性が重要です。
  3. 写真

    • 最近6ヶ月以内に撮影した無地白色背景カラー写真。一般的なサイズは 4.5cm x 3.5cm または 2インチ (3.5cm x 4.5cm) です。
    • スナップ写真や日常写真は不可。「日本ビザ申請用」と写真館に伝えれば対応できます。
  4. 身分証と戸口簿(住民票)のコピー

    • 身分証:表面・裏面両方。
    • 戸口簿:記載のあるページは全ページコピー(最初のページから最後の記載ページまで)。
  5. 航空券とホテルの仮予約証明書

    • 旅程が本物であることを証明するために必要です。
    • ワンポイント:実際に支払う必要はありません!予約プラットフォームで「支払い保留」や「現地支払い」を選択して予約し、その仮予約証明書を印刷すればOKです。多くの旅行会社が、ビザ申請用の「仮予約」を作る代行サービスも行っており、ビザ取得後に自分で正式な予約をすることも可能です。
  6. 在職証明書と会社登記簿謄本(営業許可証)

    • 在職証明書:会社のレターヘッド(社名入り便箋)を使用し、職位、給与(年収)、入社年月日、会社が休暇を承認したこと、帰国することを保証する旨を明記する。最後に会社の正式な捺印が必要。旅行会社が通常テンプレートを提供してくれます。
    • 会社登記簿謄本(営業許可証):会社の営業許可証のコピー(副本コピー)に会社の捺印(公印)を押します。

💰 資産証明 (旅行費用があり、日本に不法滞在しないことを証明)

これは審査官が最も重視する部分です!経済状態が良好であり、移民意図がないことを証明します。

  • 銀行取引明細書(最も重要!)

    • 一般的に、直近 6ヶ月分または1年分 の給与振込口座のものが必要です。銀行窓口で印刷してもらい、銀行の認証印(銀行印)を押してもらいます。
    • 審査官は主に 年間収入(給与の銀行振込総額)預金残高 を確認します。一般的に、単回観光ビザの場合、年間収入(銀行振込額)が 10万元(約150万円) をクリアしていると比較的安心と言われています。
    • 非常に重要:申請直前に一度に多額のお金を入金するのは絶対にやめましょう!偽造とみなされ、却下リスクが高くなります。長期的に見て安定した健康的な入出金履歴が重要です。
  • その他の補充資料(必須ではないが、あると有利)

    • 残高証明書/預金証明書:銀行に預け入れ(あるいは期限内預金として)、通常5〜10万元を旅行終了日まで凍結してもらい発行します。
    • 不動産権利証書/車検証(自動車登録証明書)のコピー:帰国する理由(本国での拘束力)があることを証明します。
    • 納税証明書/社会保険納付証明:非常に有効な収入証明となり、信頼性が高まります。

💡 総括とアドバイス

  1. 基本原則:信頼できる旅行会社を探す。彼らが事細かに指導してくれます。
  2. 余裕を持った準備:書類準備からビザ発給まで、少なくとも 1ヶ月程度 見ておくと安心です(特にシーズン時は)。
  3. 書類は正直に:全ての書類は 絶対に!絶対に!偽造してはいけません! 発覚すれば、今回のビザが不許可になるだけでなく、今後日本や他の国へのビザ申請も困難になります。
  4. 学生と退職者:学生の場合、親の資産証明が使用可能です。定年退職者は、退職証明書と年金振込明細で大丈夫。求められる書類は比較的シンプルです。
  5. 複数回ビザ(多次ビザ):3年または5年の有効な多次ビザを申請したい場合、年収要件はかなり高くなります(例:年収20万元、50万元以上など)。詳細は旅行会社に相談を。

書類準備は少し手間かもしれませんが、ステップを踏めば難しくはありません。それに見合うだけの価値が日本にはあります。準備がうまく進み、楽しい旅になりますように!

作成日時: 08-15 05:21:45更新日時: 08-15 10:04:15