品質を確かめるために、エッセンシャルオイルのボトルラベルで何を確認すべきですか?
作成日時: 7/29/2025更新日時: 8/18/2025
回答 (1)
精油を選ぶ際、ラベルで品質を確認する方法は?
アロマセラピーで精油をよく使う者として、様々なブランドを試し、失敗も経験してきました。精油選びでは、ラベルが「信頼性の証」です。本物かどうか、品質は良いかを見極める手がかりになります。パッケージの見た目だけに惑わされず、ラベルの詳細を確認しましょう。私自身の経験から、偽物や低品質品を避けるためのラベルの見方をシンプルにご紹介します。
1. 植物の学名(ラテン名)を確認
- ラベルには必ず植物の学術名が記載されていること。例:ラベンダーなら「Lavender」ではなく「Lavandula angustifolia」。同じ植物でも品種により品質が大きく異なります。学名で高品質の真正ラベンダーか判別可能です。
- 中国語名や英語の一般名のみで学名がない場合は、混ざり物や偽物の可能性があるため避けています。
2. 抽出方法をチェック
- 良質な精油には「水蒸気蒸留(steam distilled)」や「コールドプレス(cold pressed)」と明記されています。これらの方法は精油の純度と効能を保ちます。
- 「溶剤抽出」や記載がない場合は化学処理の可能性があり、品質が劣ります。特に柑橘系精油はコールドプレス製が最適です。
3. 純度と成分を確認
- 「100%ピュア精油(100% pure essential oil)」と表示されているか確認。添加物・希釈剤・合成香料が含まれていてはいけません。
- 「フレグランスオイル」や「アロマオイル」と書かれたラベルは避けましょう。これらは純粋な精油ではなく、混ざり物です。成分表示はシンプルで、化学物質名が羅列されていないものを。
4. 原産地とロット番号に注目
- 原産地は重要です(例:ブルガリア産ラベンダー、オーストラリア産ティーツリーオイル)。記載があれば信頼できるメーカーの証です。
- ロット番号と有効期限は原料の追跡に役立ちます。GC/MS試験報告書(品質検査)の記載があれば更に良質の証明。汚染物質の検査済みを示します。
5. 認証マークを確認
- USDAオーガニックやEU有機認証など、農薬残留のない有機認証マークを探しましょう。
- 「セラピューティックグレード(治療級)」の表記は業界標準ではないため注意。メーカー独自の基準の場合があるので、第三者認証を優先してください。
最後に、ヤングリビングやドテラなどの有名ブランドから始めるのも一案ですが、ラベル確認は必須です。広告を盲信せず、価格が異常に安いもの(例:純粋ラベンダー5mlが数百円以下)は問題がある可能性が。初めての購入は少量から試し、香りを確認しましょう(純粋なものは自然な香りで鼻を刺す刺激がない)。ラベルが不明瞭か情報不足の場合はリスクを避けてください。品質の悪い精油は効果がないだけでなく、肌トラブルの原因にもなります。お役に立てれば幸いです!質問があればどうぞ。
作成日時: 08-08 09:11:39更新日時: 08-09 23:17:47