「ワインレッグ」とは何ですか?ボルドーワインにはありますか?

「酒脚(レッグ)」とは?

「酒脚」って実はワインを味わう時のちょっとした現象で、「酒の涙」や「レッグ」とも呼ばれてるんだ。簡単に言うと、グラスを揺らした後に内側に残ったワインがゆっくり流れ落ちる筋のこと。まるで涙のしずくみたいに見えるよね。これができる理由は、ワインに含まれるアルコールや糖分、グリセリン(天然の甘味成分)が液体に粘り気を与えるから。アルコール度数が高いほど、あるいは糖分が多いほど、この筋ははっきり見えて、流れるスピードも遅くなるんだ。

僕は普段赤ワインを飲む時、まずグラスを揺すってこの「脚」を見ながら、ワインのスタイルを予想するのが好きなんだ。例えばアルコール度数が高いワインだと、脚がグラスの壁に長く張り付いてなかなか落ちてこない。結構面白いよね。でもこれはワインの良し悪しを判断する基準じゃなくて、あくまで特徴の一つなんだよ。

ボルドーワインにも「脚」は現れる?

もちろん現れるよ!ボルドーワインのアルコール度数は普通12~14%で、グリセリンやタンニン(ワインに渋みを与える成分)も豊富だから、グラスを揺らすと脚がよく見えるんだ。特に熟成したボルドーワインだと、脚がよりはっきり現れて、優雅で長く続くんだよね。

僕が飲んだシャトー・マルゴーのワインなんか、グラスを揺すると脚がゆっくりゆっくり流れ落ちて、すごく質感が良い感じがしたよ。エントリーレベルのボルドーワインでも同じ現象は見られるから、試してみて!つまり、ほとんどの赤ワインに脚は現れるんだ。ボルドーも例外じゃない。ワインのスタイルによって脚の現れ方に多少違いはあるけどね。試してみたいなら、透明なグラスに注いで軽く揺すってみればすぐわかるよ!