日式履歴書(履歴書 - Rirekisho)と職務経歴書(職務経歴書 - Shokumu Keirekisho)の書き方の規範は何ですか?
作成日時: 8/11/2025更新日時: 8/18/2025
回答 (1)
承知いたしました。以下が翻訳結果です。
回答内容:はい、問題ありません!日本で仕事を探す際、「履歴書」と「職務経歴書」という2つの書類を理解することは最初のステップであり、最も重要なステップです。最初は多くの人が混同してしまいますが、実はそれぞれの「役割」を理解すれば簡単です。
分かりやすい例えで説明しましょう:
- 履歴書 (Rirekisho):あなたの**「公式な戸籍謄本」や「身分証明書」のようなものです。決まったフォーマットがあり、主に企業があなたの基本情報(氏名、学歴、職歴など)を迅速かつ標準的に把握するためのものです。「事実の列挙」がポイント**です。
- 職務経歴書 (Shokumu Keirekisho):これはあなたの**「個人のプロフェッショナルストーリーブック」や「能力説明書」です。フォーマットは自由で、主にあなたの専門能力、プロジェクト経験、具体的な実績を企業に示し、あなたがどれだけ有能であるかを伝えるためのものです。「能力と実績のアピール」がポイント**です。
以下で、それぞれの書き方のルールを詳しく説明します。
履歴書(Rirekisho)—— あなたの「公式プロフィール」
この書類はフォーマットと細部に非常に気を遣う必要があります。あなたの真面目さや几帳面さが表れるからです。
主なポイント:
- 標準フォーマット:市販またはダウンロードしたJIS(日本工業規格)規格の用紙を使用するのが一般的です。独自のフォーマットを作らないでください。
- 写真:
- 必ず貼付! これは必須条件です。
- サイズは通常縦3cm x 横4cmです。
- 3ヶ月以内に撮影した証明写真で、正面、脱帽、背景無地(通常は青か白)であること。
- スーツ着用! 男性はスーツにネクタイ、女性はビジネススーツ。真面目で清潔感のある表情。生活写真や自撮り写真は絶対に使用しないでください。
- 日付:
- 右上の日付は、記入した日ではなく、提出する当日の日付を書きます。
- 年号は西暦(例:2023年)または元号(例:令和5年)が使えますが、書類全体で統一する必要があります! 元号を使用するのがより一般的です。
- 個人情報欄:
- 氏名の上の
ふりがな
と書かれている場合は平仮名で、フリガナ
と書かれている場合は片仮名で振り仮名を振ります。 - 住所は番地まで正確に記載します。
- 氏名の上の
- 学歴・職歴:
- 分けて記載します。まず「学歴」から書き始め、高校から記載します(中卒から書く場合もありますが、高校は最低ラインです)。
- 学歴を書き終えたら、1行空けて中央に「職歴」と書き、その後職歴を書き始めます。
- 全ての経歴は時系列順に書きます。
- 会社名は正式名称で書き、略称は使わないでください。「株式会社」や「有限会社」も記載します。
- 退職理由は通常「一身上の都合により退職」と書きます。会社の倒産など客観的な理由の場合は「会社都合により退職」と書けます。
- 全て書き終えたら、最後の行の右側に「以上」と書きます。
- 免許・資格:
- 取得した順番に記載します。
- 資格の正式名称を書きましょう。例えば「日本語能力試験N1 合格」と書き、「N1」だけでは不十分です。
- 自己PR・志望動機:
- 履歴書の中で数少ない自由に書ける部分ですが、スペースが限られています。
- 内容は簡潔にまとめ、あなたの強みとその会社を志望する理由を強調します。詳細な内容は職務経歴書に書きます。
- 本人希望欄:
- ここは給与を交渉する場所ではありません! 求人情報で希望給与の記載が明確に求められている場合を除きます。
- 通常は希望する職種や勤務地などを記入します。特に指定がなければ「貴社規定に従います」と書きます。
職務経歴書(Shokumu Keirekisho)—— あなたの「プロフェッショナルストーリーブック」
この書類はあなたの魅力を存分に発揮できる場所です。フォーマットは比較的自由で、採用担当者に自分をアピールし、印象付けるための鍵となります。
主なポイント:
- フォーマット自由、ただし見やすく:決まったテンプレートはありませんが、通常はA4用紙1~2枚です。レイアウトは見やすく、採用担当者が素早く要点を把握できるようにします。
- 主な3つの構成:
- 逆編年体式:最も一般的! 直近の職務から順に遡って書きます。採用担当者が最も気にする「今何をしているか」を最初に示せるため、多くの人に適しています。
- 編年体式:最初の職務から時系列順に現在まで書きます。職歴が短い方や、キャリアパスが非常に一貫している求職者に適しています。
- キャリア式(職能別):時系列ではなく、プロジェクトやスキル分野ごとに内容を整理します。技術スペシャリスト、プロジェクトエキスパート、転職回数は多いが特定の専門性を強調したい方に適しています。
- 主な構成要素:
- ① 職務要約:
- 文書の冒頭に置き、全体の「予告編」となる部分です。
- 3~5行程度で、あなたのキャリア、中核となるスキル、最大のアピールポイントを要約します。採用担当者に読み進めてもらうための鍵です。
- ② 職務経歴:
- 本体部分です。各職歴について以下を明記します:
- 会社名、在籍期間、所属部署、役職。
- 【重要】業務内容:具体的に何を担当したか?
- 【最重要】実績:どんな成果を上げたか? 必ず数値で示す!
- 悪い例:製品販売を担当。
- 良い例:新規販路開拓及びトークスクリプト改善により、担当製品Aの四半期売上を15%向上させ、KPIを20%超過達成。
- 本体部分です。各職歴について以下を明記します:
- ③ 活かせる経験・知識・スキル:
- あなたのスキルを抜き出して、リスト形式でまとめます。
- 例:語学力(日本語:ビジネスレベルN1、英語:TOEIC 900点)、PCスキル(Word, Excel関数(応用), PowerPoint)、専門スキル(Python, Java, SQL, 財務分析 等)。
- ④ 自己PR:
- あなたの「最終弁論」となる部分です。
- これまでの実績やスキルを踏まえ、なぜそのポジションに適任なのか、会社にどんな価値をもたらせるのかを説明します。
- 必ず応募先の会社や職種と結びつけ、リサーチをした上で本当に入社したいと思っていることを示しましょう。
- ① 職務要約:
まとめ:違いを一目で理解
項目 | 履歴書 (Rirekisho) | 職務経歴書 (Shokumu Keirekisho) |
---|---|---|
目的 | 個人の基本情報を証明する「公文書」 | 専門能力と実績を示す「広告」 |
フォーマット | 固定、標準化 (JIS規格) | 自由、フォーマットなし |
重点 | 事実の列挙、正確性 | 実績、スキル、定量化可能な成果 |
書き方 | 客観的、簡潔 | 説得力、論理的、個人の強みを強調 |
枚数 | 通常1枚(固定フォーマット) | 通常A4用紙1~2枚 |
提出 | ほぼ全ての会社が要求 | 大半の会社が要求(特に中途採用) |
最後に:ベテランからのアドバイス
- カスタマイズ:一つの書類を全ての会社に出すのは避けましょう。特に職務経歴書の「自己PR」は、応募する会社や職種ごとに必ず修正してください。
- 手書きか印刷か?:現在はほとんどの場合印刷版が受け入れられており、読みやすいため推奨されます。ごく一部の非常に伝統的な会社や特定の状況で手書きが求められる場合を除き、印刷版が最も安全な選択です。
- 細部が重要:提出前に、必ず日本人の友人や日本語が堪能な先輩に、誤字・脱字、文法ミス、不自然な表現がないかチェックしてもらいましょう。これは非常に重要です!
- テンプレート活用:書き始めの段階では、日本の主要な転職サイト(リクナビ、Doda、マイナビなど)で職務経歴書のテンプレートやサンプルを探すと、スムーズに作成できます。
この説明がお役に立てば幸いです! 日本の就職活動、頑張ってください!
作成日時: 08-11 12:42:38更新日時: 08-12 02:52:25