Immo Täsche
Immo Täsche
Wildlife enthusiast and photographer with extensive travels across Sri Lanka.
コロンボへ旅行ですか?それは素晴らしいですね!この街の最も魅力的な点は、新旧が入り混じった雰囲気です。特に旧市街では、ただ歩いているだけでもタイムスリップしたような感覚になります。私が個人的に気に入っている博物館と植民地時代の建築物をいくつかご紹介します。きっと後悔させませんよ。
まずは博物館から (歴史を理解するのに最適な場所)
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コロンボ国立博物館 (Colombo National Museum)
- これは何? スリランカで最も重要で最大の博物館です。純白のイタリア様式の建物自体が非常に美しく、地元の人々からは「小白宮(リトルホワイトハウス)」と呼ばれています。
- 見どころは? スリランカの各時代の宝物が収蔵されており、最も見るべきはキャンディ王朝最後の王の玉座と王冠です。金色の輝きは非常に印象的です。その他、様々な悪魔の仮面、古代の彫刻、鄭和の遠征時に残された石碑などもあります。
- ちょっとしたアドバイス: 敷地が広く、展示品も多いため、じっくり見て回るには最低でも2~3時間は確保することをおすすめします。
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オランダ時代博物館 (Dutch Period Museum)
- これは何? この博物館は賑やかなペター市場(Pettah Market)エリアにあり、300年以上の歴史を持つオランダ総督邸を改築したものです。外の喧騒とは打って変わって、一歩足を踏み入れると瞬時に静寂に包まれます。
- 見どころは? 国立博物館ほど壮大ではありませんが、非常に生活感があります。この2階建ての古い邸宅では、オランダ植民地時代の家具、貨幣、武器、陶磁器などを見ることができ、中央には心地よい小さな中庭もあります。当時の生活がどのようなものであったかを具体的に感じることができます。
- ちょっとしたアドバイス: オランダ植民地時代の歴史に特に興味がある方や、騒がしいペター市場で一息つきたい方には、最高の選択肢です。
次に植民地時代の建築物について (散策するだけで歴史を感じられる)
コロンボの植民地時代の建築物は主に**フォート地区(Fort)**に集中しています。ここはかつてポルトガル人とオランダ人が築いた軍事要塞で、後にイギリス人が多くの行政・商業ビルを建てました。今では、ここでシティウォークを楽しみ、歴史の足跡を感じることができます。
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ダッチホスピタル・ショッピングプレイス (Dutch Hospital Shopping Precinct)
- これは何? 名前に騙されないでください、今は病院ではありません!コロンボに現存する最も古い建物の一つで、現在は非常にファッショナブルなレジャーエリアに生まれ変わり、高級レストラン、カフェ、土産物店が入っています。
- どう楽しむ? ここはコロンボの「古き良きものが新しく生まれ変わる」様子を最もよく感じられる場所です。建物の赤い瓦屋根と分厚い壁はそのまま残されていますが、内部は現代的な活気に満ちています。歩き疲れたらここで飲み物を飲んだり、夜には豪華な食事を楽しんだりして、歴史的建造物が生まれ変わった活気を味わうのは、格別の心地よさです。
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旧国会大厦 (Old Parliament Building)
- これは何? 海沿いにあり、非常に壮麗なネオバロック様式の建物で、現在は大統領事務局のオフィスとして使われています。中に入ることはできませんが、外から見るだけでも十分です。
- どう楽しむ? コロンボの象徴的な建物の一つで、正面には広大な芝生と駆け抜ける馬の像があり、写真撮影に最適です。特に夕暮れ時には、夕日が建物に当たり、その景色は息をのむほど美しいです。
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ガレ・フェイス・ホテル (Galle Face Hotel)
- これは何? これは普通の建物ではありません。それ自体が「生きた歴史」です。アジアで最も古いホテルの一つとして、数えきれないほどの著名人や要人を迎えてきました。
- どう楽しむ? 宿泊しなくても、ぜひ一度体験することをおすすめします。夕暮れ時、ホテルのテラスバー(ChequerboardまたはThe Verandah)に座り、地元のライオンビール(Lion Beer)を片手に、インド洋に沈む夕日と海辺の旗降ろしセレモニーを眺めるのは、間違いなくコロンボで最もクラシックな体験の一つです。
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独立記念堂 (Independence Memorial Hall)
- これは何? スリランカが植民地支配から独立したことを記念する場所ですが、それ自体がその時代の産物であり、この歴史を理解するための終着点でもあります。建物全体はキャンディ王朝時代の王宮謁見の間を模して建てられており、非常に特徴的です。
- どう楽しむ? ホール全体は開放的で、周囲には広々とした広場と芝生があり、多くの地元の人々がここでリラックスしています。記念堂の地下には小さな博物館もあり、スリランカの独立闘争の歴史が語られています。
最後のヒント: コロンボの旧市街では、最高の交通手段は実は自分の足とトゥクトゥクです。赤と白のコントラストが美しいカーギルズビル(Cargills Building)のように、多くの美しい建物が路地裏に隠れており、ぶらぶら歩いていると予期せぬ発見があることもしばしばです。楽しいご旅行を!