Tara Carter
Tara Carter
Lived in Sri Lanka for 3 years, exploring its hidden gems and daily life.
スリランカでのドライブ旅行をご計画中ですか?それは素晴らしい経験になるでしょう!運転免許証についてですが、実はそれほど複雑ではありませんが、いくつか重要なポイントがありますので、しっかり覚えておいてください。
簡単に言うと:国際運転免許証(IDP)だけでは、スリランカで直接運転することはできません!
そうです、間違いではありません。スリランカには独自の規則があり、国際運転免許証を直接認めていません。自国の運転免許証と国際運転免許証(または翻訳公証書)を提示して、「スリランカ一時運転許可証」に切り替える必要があります。
以下に、具体的な手続きを詳しく説明します。
準備すべき書類
- 中国の運転免許証の原本:これが基本です。必ず携帯してください。
- 運転免許証の英語翻訳公証書:中国本土では標準的な国際運転免許証(IDP)を発行できないため、運転免許証の英語翻訳公証書が必要です。お住まいの地域の公証役場で、海外での運転用であることを伝えれば、手続きしてもらえます。
- パスポートとビザ。
- パスポートサイズの証明写真2枚(万が一のために、予備として持っていくのが良いでしょう)。
一時運転許可証の取得方法(2通り)
方法1:コロンボで自分で手続きする(最も確実で、最も費用が安い)
これが最も一般的な方法です。スリランカの首都コロンボに到着後、「Automobile Association of Ceylon」(略称 AA)という機関に直接行って手続きします。
- 住所:Googleマップで「Automobile Association of Ceylon」と検索すれば、簡単に見つかります。
- 手続きの流れ:準備したすべての書類(運転免許証の原本、翻訳公証書、パスポート)を持参し、そこで申請書に記入し、料金を支払います。担当者が書類を確認し問題がなければ、その場で小さなカードを発行するか、翻訳書類にスタンプを押してくれます。これが「一時運転許可証」となります。
- 所要時間:混雑していなければ、全体で1~2時間程度で完了します。早めに行くことをお勧めします。
- 費用:数千スリランカ・ルピーで、日本円に換算すると数百円程度なので、高くありません。
方法2:レンタカー会社に代行してもらう(最も手軽で、費用はかかるが便利)
現地での手続きが面倒だと感じる場合や、旅程の最初の目的地がコロンボではない場合は、この方法が非常に適しています。
- 手続きの流れ:レンタカーを予約する際に、運転免許証の許可証代行サービスを提供しているかレンタカー会社に直接問い合わせてください。ほとんどの信頼できるレンタカー会社がこのサービスを提供しています。事前に、運転免許証、翻訳公証書、パスポートの顔写真ページの鮮明なスキャン画像を彼らに送るだけで済みます。
- 利点:スリランカに到着し、レンタカーを受け取る際には、すでに一時運転許可証が準備されており、スムーズに車を借りて出発できます。
- 欠点:レンタカー会社は代行サービス料を請求するため、自分で手続きするよりも費用は高くなりますが、時間と労力を節約できます。
まとめ:スリランカで運転する際に必ず携帯すべき3つのもの
- 中国の運転免許証の原本
- 運転免許証の英語翻訳公証書
- 現地で取得した「スリランカ一時運転許可証」(自分で手続きしたものか、レンタカー会社に代行してもらったものかに関わらず)
これら3つが揃って初めて、合法的に運転していることになります。警察の検問に遭遇しても、この一式を提示すれば問題ありません。
その他のアドバイス:
- オートバイ:オートバイの運転に関する規定は自動車と全く同じで、この許可証の取得が必要です。また、オートバイに乗る際は必ずヘルメットを着用してください。これは法律で定められているだけでなく、ご自身の安全のためでもあります。
- 道路状況:スリランカの道路状況はかなり「ワイルド」です。特にバスは猛スピードで走り、道路には犬、牛、歩行者が突然飛び出してくることがあります。特に山道やカーブでは、非常に集中して慎重に運転してください。
- 保険:レンタカーを借りる際は、必ず包括的な保険(Full Insurance)が含まれていることを確認してください。小さな傷やへこみがあっても、あまり心配する必要がありません。
- 警察:道路で警察の検問に遭遇することはよくあります。友好的な態度で、すべての書類を提示すれば大丈夫です。
この小さな運転許可証の手続きを済ませれば、スリランカの海岸沿いの道や高地の茶畑の景色を存分に楽しむことができます!楽しい旅を!