こんにちは!スリランカへ旅行に行かれるのですね、素晴らしい場所ですよ!地元の人々はほとんどがとても親切で素朴です。基本的なマナーや習慣を知っておけば、より快適に過ごせ、地元の人々からの尊敬も得やすくなります。以下に私がまとめた経験をいくつかご紹介しますので、お役に立てれば幸いです。
1. 挨拶の仕方
地元の言葉で「アーユボーワン」("Ayubowan"と発音します)という挨拶を覚えると、地元の人々との距離がぐっと縮まります。この言葉は「長寿を祈る」という意味で、彼らが最もよく使う挨拶です。この言葉を言う際には、両手を合わせて軽くお辞儀をするジェスチャーを加えると、相手はあなたがとても友好的で礼儀正しいと感じるでしょう。もちろん、都市部や若者の間では、簡単な笑顔での会釈や握手も一般的です。
2. 寺院訪問の「鉄則」(これが最も重要!)
スリランカは仏教国で、寺院が至る所にありますので、きっと訪れることでしょう。ここではかなり厳格なルールがありますので、必ず守ってください:
- 服装は適切に: 男女問わず、肩と膝が隠れる服装が必須です。ショートパンツ、ミニスカート、キャミソールなどは絶対に避けてください。多くの寺院の入り口では、一時的に巻くためのサロン(Sarong)を販売または貸し出している場所もあります。ご自身で大きめのショールやスカーフを持参するとより便利です。
- 靴と帽子を脱ぐ: 寺院や聖域に入る前には、必ず靴と帽子を脱がなければなりません。入り口には通常、靴を預ける場所があり、少額のチップが必要な場合があります。地面が熱いことがあるので、厚手の靴下を履いていくと良いでしょう。
- 仏像への敬意: これは最も重要です!仏像に背を向けて自撮りや記念撮影をすることは絶対に避けてください。これは非常に失礼な行為と見なされます。また、仏像を指差すのもやめましょう。僧侶を見かけたら敬意を表し、特に女性は僧侶に触れないよう注意してください。
- 静かにする: 寺院内では大声で騒がず、静粛を保ちましょう。
3. 「首を横に振る」は「ノー」ではない
スリランカ人には独特の頭の動きがあります。私たちの「首を横に振る」動作に似ていますが、左右に揺れる幅と頻度がより小さく、より穏やかです。この動作は通常「ノー」を意味するのではなく、むしろ**「はい」「分かりました」「大丈夫です」**といった肯定的な意味合いが強いです。最初は戸惑うかもしれませんが、肯定のサインだと理解しておけば大丈夫です。
4. 「右手」は万能の手
スリランカでは、右手は清浄なもの、左手は不浄なものとされています。ですから、以下の点を覚えておいてください:
- 食事をする際(特に手で食べる場合)は右手を使います。
- 人に物を渡す、物を受け取る、お金を払う・お釣りを受け取る、すべて右手を使います。
- 左手で人に触れることは極力避けましょう。
5. 頭と足について
- 頭は神聖なもの: 子供を含め、誰の頭もむやみに触らないでください。これは現地の文化では非常に失礼な行為とされています。
- 足は「不浄」なもの: 足で物や人を指差さないでください。座っている時は、足の裏を他人、特に仏像や僧侶に向けないようにしましょう。
6. 服装
寺院内以外では、普段着は比較的自由で構いません。しかし、ビーチリゾート地以外、特に小さな町や村では、少し控えめな服装をすることをお勧めします。これは現地の文化を尊重する意味もありますし、不必要な注目を避けるためでもあります。
7. 食事と支払い
- 多くの地元の人々は手でご飯を食べる習慣があります。もし地元の人々の家に招かれて食事をする機会があれば、郷に入っては郷に従えで試してみるのも良いでしょう。その際は右手を使うのを忘れないでくださいね!もちろん、ナイフやフォーク、スプーンを使っても全く問題ありません。
- レストランでの食事では、通常10%のサービス料がすでに請求書に含まれていますが、もしサービスが特に良いと感じたら、さらにチップを渡すと、店員はとても喜ぶでしょう。ホテルのポーターやドライバーなどにチップを渡すのも、一般的な礼儀です。
8. 写真撮影について
風景の撮影は通常問題ありませんが、地元の人々、特に高齢者や子供を撮影したい場合は、笑顔でカメラを構え、まず相手の同意を得るのが最善です。彼らのほとんどは喜んで撮影に応じてくれるでしょう。僧侶を撮影する場合は、さらに慎重になり、必ず事前に許可を得るようにしてください。
要するに、たくさん笑顔を見せて、敬意を払いましょう。スリランカの人々はとても友好的なので、これらの細部に少し気を配るだけで、彼らはあなたを友達のように扱ってくれるでしょう。きっとあなたの旅はもっと楽しくなるはずです!楽しいご旅行を!