ボルドーワインのテイスティングで注意すべき香りは何ですか?
作成日時: 8/7/2025更新日時: 8/17/2025
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ボルドーワインの香りを味わう際のポイントは?
こんにちは。普段からボルドーワインをよく楽しんでいて、何度かワインテイスティングにも参加しています。ワインを味わう上で、香りは超重要な要素です。香りから、そのワインのスタイルやヴィンテージ、品質まで読み解けるんです。ボルドーワインは主にカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどのブドウをブレンドしているので、香りが複雑なことが多いです。でも大丈夫、基本から順を追ってお伝えしますね。気軽な経験談として聞いてください。
1. まずは全体の香りを嗅ぐ(飲むのはまだ!)
- グラスに注いだら、すぐに飲まずに軽くグラスを回して香りを開放させましょう。それから鼻を近づけて香りを嗅いでみてください。ボルドーワインの香りは通常、いくつかの層に分かれます:果実味、オーク樽の香り、熟成による独特の香りなどです。「これは何の香り? 果物みたい?それとも別のもの?」と考えながら嗅ぐと、より楽しめますよ。
2. 代表的な果実の香り(若いワインに多い)
- カシスとブラックベリー:特にカベルネ・ソーヴィニヨンが主体のワインの定番香り。新鮮な黒系ベリーの甘酸っぱい香りが特徴です。
- 赤チェリーやプラム:メルローの比率が高いと、より柔らかく、赤系ベリーのような香りになります。
- ポイント:若いワイン(開けたばかりなど)では、これらの果実香が最も際立ちます。濃厚な果実香がすれば、新鮮で品質の良いワインと言えるでしょう。
3. オーク樽由来の香り(熟成したワインに多い)
- ボルドーワインはオーク樽で熟成されることが多いため、バニラ、ココナッツ、トーストのような、まるでスイーツを嗅いでいるような香りが特徴です。
- 杉やタバコ:ウッディーな感じやスモーキーなニュアンス。高級ワイン、特に左岸地区(メドックなど)のボルドーでよく見られます。
- ポイント:熟成期間が長いほど、これらの香りが強まります。こうした香りがすれば、ストーリーのあるワイン、つまり安物ではない証拠です。
4. その他の興味深い香り(上級編)
- 革や土:古本や森のような香り。ワインが熟成した印です。変に思わずに、ワインに深みを与える要素として捉えましょう。
- 花やハーブ:時折、ミント、ブラックペッパー、すみれの花のような繊細な香りが感じられ、優雅さを添えます。
- 注意すべき悪い香り:酢のような匂い、カビ臭、化学薬品のような香りがしたら、ワインが劣化している可能性があるので飲むのは避けましょう。
5. もっと上手に味わうためのコツ
- 段階を追って香りを嗅ぐ:まずは静かな状態のワインの香りを嗅ぎ、次にグラスを回して香りを嗅ぎ、最後に一口含んだ後の空のグラスの香り(余韻の香りはとても長く続きます)を嗅いでみてください。
- 練習法:普段から果物やスパイスなど、身の回りのものの香りを意識して嗅ぐことで鼻を鍛えられます。最初は区別がつきにくくても、何度か試せばコツが掴めてきます。
- 個人的な経験:私は熟成したボルドーワインの、何層にも重なる香りが大好きです。まるで物語を聞いているようです。正解・不正解にこだわりすぎず、プロセスそのものを楽しんでくださいね!
要するに、ボルドーワインの香りを味わうことは、鼻でワインを「味わう」楽しみです。次に飲む機会には、ぜひこれらのポイントに注意してみてください。ワインの世界がぐっと豊かに広がるはずです! 何かあればまた聞いてくださいね。
作成日時: 08-07 10:16:09更新日時: 08-09 23:04:50