手紙や荷物の郵送手順はどのようになっていますか?日本郵便やヤマト運輸などのサービスをどのように利用しますか?

作成日時: 8/11/2025更新日時: 8/17/2025
回答 (1)

問題ありません!日本で荷物を発送するのは実に簡単で、コツさえ掴めば「手間いらずのシステム」だと実感できるはずです。以下に、分かりやすく手順をまとめます。


まずは二大巨頭を押さえよう:日本郵便 vs クロネコヤマト

日本の配送シェアは主にこの2社で占められています:

  1. 日本郵便

    • 正体:公的な郵便事業者。中国の郵政のような存在です。
    • マーク:赤い「〒」マーク。
    • 業務範囲:手紙・はがきから大型荷物まで、国内・国際便を扱います。国際小包の定番です。
    • 拠点:全国の郵便局。
  2. クロネコヤマト (ヤマト運輸)

    • 正体:最大手の民間配送会社。日本の「順豊」のような存在です。
    • マーク:子猫をくわえた黒猫のロゴ。
    • 業務範囲:国内配送が主力。サービス品質の高さ、スピード、利便性で定評があります。
    • 拠点:自社営業所以外の最大の強みは、ほぼ全てのコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマートなど)で発送可能なこと!

一、 手紙やはがきを送る(最もシンプル)

ほぼ日本郵便が担当します。

  1. 封筒・はがきと切手を用意

    • 郵便局やコンビニで購入可能。切手も同様です。
    • 国内定型郵便(25g以内)は84円、50g以内は94円(※価格は変動する場合があるので、購入時に要確認)。
  2. 宛先を記入

    • 日本の住所は中国と逆で、大きい単位から順に書きます:
      • 1行目: 〒XXX-XXXX (郵便番号)
      • 2行目: XX都/道/府/県 XX市 XX区 XX町... (大きい単位から順に)
      • 3行目: マンション名・部屋番号
      • 4行目: 受取人名 + ( は敬称、「〜様」にあたります。必ず記載!)
    • 左上に差出人の住所・氏名を書きます。
  3. 投函

    • 街中の赤いポストを探します。
    • ポストには通常2つの投入口があります:
      • 左の口:手紙、はがきなど定型サイズの郵便物。
      • 右の口:大型郵便物、国際郵便、速達郵便(速達 - sokutatsu)。
    • 投入するだけ。非常に簡単です。

二、 日本国内で荷物を送る

クロネコヤマトの得意分野ですが、日本郵便も利用可能です。

方法A:クロネコヤマトを利用する (特におすすめ!)

どこで発送?

  • コンビニ:最も便利な方法!梱包した荷物を持ってセブンイレブンやファミリーマートへ。
  • クロネコヤマト営業所:近くにあれば直接持ち込みも可。

手順は?

  1. 荷物を梱包。ダンボールは自分で用意するか、コンビニ・営業所で購入。
  2. 「宅急便伝票」(送り状) を記入:最も重要なステップです。
    • 伝票は通常2種類、カウンター付近に置いてあります:
      • 元払い:緑色の伝票。差出人が料金を支払う一般的な方法。
      • 着払い:ピンク色の伝票。受取人が料金を支払う方法(代引き)。
    • 記入内容:
      • お届け先:受取人の郵便番号、住所、氏名、電話番号。
      • ご依頼主:差出人(自分)の郵便番号、住所、氏名、電話番号。
      • 品名:荷物の中身(例:「書籍」、「衣類」、「食品」)。
      • 配達希望時間帯:クロネコの便利なサービス!配達時間帯(午前中、14-16時、18-20時など)を指定可能。指定なしも可。
  3. 店員に渡す:梱包した荷物と記入済み伝票をコンビニ店員へ。
  4. 計測・支払い:店員がサイズ・重量を計測し、料金を計算。支払い後、**問い合わせ番号(追跡番号)**が記載された控えを受け取ります。必ず保管!
  5. 完了!相手の到着を待つだけ。

方法B:日本郵便 (ゆうパック) を利用する

クロネコと流れは似ていますが、場所と伝票が異なります。

どこで発送?

  • 郵便局

手順は?

  1. 荷物を梱包
  2. 郵便局の窓口へ行き、「ゆうパック」伝票を記入:同様に送付先・差出人情報・内容物を記入。
  3. 窓口職員に渡す:計量・料金計算をしてもらいます。
  4. 支払い、控えと問い合わせ番号を受け取る

豆知識:日本郵便の便利グッズ「レターパック」 A4サイズ以内・4kg以下の小さい荷物なら レターパック がおすすめ。

  • 専用封筒で、全国均一料金。
  • 郵便局やローソンなどのコンビニで購入可。
  • 2種類
    • レターパック ライト (青):370円。厚さ3cm以内。受取人の郵便受けへ直接投函。
    • レターパック プラス (赤):520円。厚さ制限なし(封入・封緘できればOK)。受取人の署名が必要。
  • 購入後、中身を入れ、宛先を記入し、ポスト(右の大口)へ投函するだけ。窓口不要で超便利!

三、 日本から国際郵便を送る

主に日本郵便が担当します。

どこで発送?

  • 必ず郵便局の窓口へ。国際業務を扱う大きな中央郵便局が確実(小さな郵便局では扱っていない場合あり)。

手順は?

  1. 荷物を梱包:中身を確認される可能性があるため、完全に密封する前に持参。
  2. 郵便局へ行き、国際郵便を送りたいと伝える
  3. 伝票と税関告知書を記入
    • 最重要ステップ。英語または送付先の言語で記入。
    • 内容物 (Contents):具体的に記載(例:"Gift"や"Personal items"は避け、"Used clothes", "Books", "Snacks"等)。
    • 数量と価格 (Quantity & Value):各品目の数量と価格を正直に記入。総額は相手国の関税に影響します。
    • 署名
  4. 配送方法を選択:職員が選択肢を提示。予算と所要時間で選びます:
    • EMS (国際スピード郵便):最速・高額。追跡可能で信頼性高。重要書類や急ぎ便向け(3〜7日程度)。
    • 航空便:普通の航空便。EMSよりやや遅めで料金は中程度(1〜2週間程度)。
    • SAL (エコノミー航空便):航空便の空きスペース利用。速度は不安定だが航空便より安い(2〜4週間程度)。(※注:新型コロナ後、多くの国へのSALは停止中。利用前に公式サイトで要確認)
    • 船便:最安値・最遅配達。大量の書籍や引っ越し荷物など急がない物向け(1〜3ヶ月程度)。
  5. 計量・支払い:職員が重量を量り、選択した方法と送付先に基づき料金を計算。
  6. 控えを受け取る:問い合わせ番号(追跡番号)が記載されており、配送状況を確認できます。

ポイントまとめ:

  • 国内小包クロネコヤマトコンビニ利用が便利)が最優先。緑(元払い)ピンク(着払い) の伝票を間違えずに。
  • 国内書類・小物:日本郵便の レターパック (赤/青封筒) で手間いらず。
  • 国際郵便郵便局のみ。税関告知書を正確に記入し、スピードと予算に合わせて EMS / 航空便 / SAL / 船便 を選択。

このガイドがお役に立てば幸いです!日本の配送サービスは総じて非常に快適で、スタッフも親切です。ご不明な点があれば、お気軽にお尋ねください。

作成日時: 08-11 12:38:50更新日時: 08-12 02:46:45