なぜ分散剤なしでエッセンシャルオイルを直接お風呂のお湯に加えてはいけないのですか?
なぜ精油をそのまま浴槽に入れてはいけないのか?
こんにちは!私は精油を使ったバスタイムが好きで、アロマテラピーについても少し勉強しています。この質問を見て、自分の経験をシェアしたいと思います。手短に言うと、分散剤を使わずに精油を浴槽の湯に直接垂らすのは、特に肌にとってかなり危険です。なぜ避けるべきか、順を追って説明しますね。
1. 精油の性質:水に溶けない
- 精油は本質的に油性で、オリーブオイルのようなものです。砂糖や塩のように水に溶けません。
- 直接垂らすと水面に浮いたり、小さな油滴となってプカプカ浮き、湯に均一に混ざりません。
- 私が初めて試した時は香水のように拡散すると思いましたが、水面に油膜が張るだけで、かなり勿体ない感じがしました。
2. 潜在的なリスク:肌への刺激
- 分散されていない油滴が直接肌に接触します。特に湯温で毛穴が開いている入浴時は、成分が吸収されやすくなります。
- 精油は高濃度で、ラベンダーやティーツリーなど比較的安全なものもありますが、柑橘系やシナモン類などは灼熱感・赤み・アレルギー反応、場合によっては火傷のような症状を引き起こす可能性があります。
- 敏感肌の方やお子様への使用は特に危険です。友人が試したところ、腕に赤い発疹が広がり、数日間不快な思いをしました。
- また、希釈しない精油が目やデリケートゾーンに触れると非常に危険です。
3. 分散剤が必要な理由
- 分散剤(牛乳・はちみつ・キャリアオイル(アーモンドオイルやココナッツオイル等)、無香料ボディウォッシュなど)は精油を「均一に分散」させる役割を果たします。
- まず分散剤に精油を垂らして混ぜ、その後で湯に加えます。こうすることで精油が均一に分散し、局所的に集中しません。
- 例:私は小さなカップに全脂乳を入れ、精油を5~10滴垂らして混ぜ、浴槽に注ぎます。湯は白濁しますが、香り豊かで肌に優しい入浴が楽しめます。
アドバイス
- 量は控えめに:大人の入浴なら3~6滴で十分です。多すぎる必要はありません。
- パッチテスト:新しい精油を使う時は、希釈液を腕の内側に塗り、アレルギー反応がないか確認しましょう。
- 安全第一:妊婦・高齢者・健康問題がある方は、医師やアロマセラピストに相談してください。
- 香りだけ楽しみたい場合は、ディフューザーや香り袋を浴槽の傍に置くのもリラックス効果があります。
精油は素晴らしいものですが、誤った使い方はトラブルの元です。分散剤を使えば簡単で安全、次回試してみるとバスタイムの質が格段に向上しますよ!他に質問があればいつでもどうぞ。