日本で生活する際、中国と比較して、何が比較的安く、何が比較的高いでしょうか?
日本での生活では、中国より安いものもあれば、非常に高価なものもあり、中国と比べると、かなり差があると感じます。
まず、安いものから見ていきましょう。
日用品や食品の鮮度保持は非常に優れています。シャンプー、ボディソープ、歯磨き粉などのドラッグストアで手に入る化粧品や日用消耗品は、品質が安定しており、中国の有名ブランド品と同等か、それよりも安価な場合が多く、特にドラッグストアでは頻繁にセールが行われています。また、おにぎり、弁当、おでんといったコンビニエンスストアの食品は、100円から500円(約6元から30元)で一食を済ませることができ、清潔で便利です。中国の一線都市のコンビニよりも安価な場合もあります。
さらに、日本の家電製品やデジタル製品も比較的安価です。特に免税で購入できる場合が多く、カメラ、ドライヤー、炊飯器などは、パナソニックや東芝といった国産ブランドのコストパフォーマンスが高く、中国国内の正規輸入品よりもかなり安く手に入ることもあります。
次に、高価なものについてです。
最大の問題は家賃です。特に東京や大阪のような大都市では、中心部の一人暮らし用アパートは、月6000元から8000元(約10万円から15万円)を下ることはまずなく、しかも部屋は10数平方メートルと狭いことが多いです。この点は、中国の同レベルの都市と比べてもかなり高価です。
また、交通費も驚くほど高いです。地下鉄に数駅乗るだけで数十元(数百円)かかり、交通系ICカードに1000円(約60元)チャージしても、2日で使い切ってしまうことも珍しくありません。定期券はありますが、初期費用がかかります。タクシーはさらに法外で、初乗り運賃だけで数百元(数千円)もするため、気軽に利用できるものではありません。
さらに、新鮮な野菜や果物が非常に高価です。スイカ一つで70元から80元(約1200円から1500円)することもあり、リンゴは一個ずつ売られており、高い時には一個で10元以上(約200円)することもあります。卵は比較的安いですが、青菜一束で20元から30元(約400円から500円)もするため、中国なら一袋買えるほどの値段です。
全体的に見ると、日本の工業製品、日用品、加工食品は安価で信頼できますが、住居費、交通費、生鮮食品といった基本的な生活費はかなり高価です。中国と比較すると、日常の細々とした出費は気楽に感じられますが、大きな出費は負担が大きいです。もしあなたが節約に慣れていて、長く住むつもりなら、全体的には許容範囲だと感じるでしょう。しかし、良い食事や広い住居を求めるなら、間違いなく中国よりもかなり高くなるはずです。