消費税の理解方法は?日本の価格タグに記載されている「税抜」と「税込」の意味は何ですか?

作成日時: 8/11/2025更新日時: 8/18/2025
回答 (1)

こんにちは!日本に来たばかりの方、またはこれから来られる方、買い物の際に値札に書かれた様々な漢字に戸惑うこと、ありますよね?特に「税抜」と「税込」、この2つはレジ前の“必ず出る問題”みたいなものです。でもご安心ください、実は全然複雑じゃないんです。わかりやすく説明しますね。


まず、日本の消費税って何?

簡単に言うと、日本の消費税は他の国の「販売税」や、私たちの国で商品に含まれている「付加価値税」のようなものです。日本で商品やサービスを購入する際に、政府に追加で支払うお金のことです。

現在、日本の消費税は主に2段階あります:

  • 10%:これは標準税率で、ほとんどの商品やサービスに適用されます(例:衣類、電子製品、化粧品、外食など)。
  • 8%:これは「軽減税率」で、主に生活必需品に適用されます。最も一般的なのは持ち帰りの食品や飲料(アルコールを除く)です。

つまり、日本で買い物をするとき、最終的に支払う金額 = 商品自体の価格 + 消費税 となります。


「税抜」 vs 「税込」:結局どっちが最終的な支払額?

消費税がわかったところで、この2つの重要な言葉を見てみましょう。これらは、値札の価格に消費税が含まれているかどうかを教えてくれます。

税抜 (ぜいぬき)

  • 字面の意味 = 税金、 = 抜く、取り除く。合わせて「税金を取り除いた」。
  • わかりやすく言うと税抜き価格
  • あなたがすること:この表示価格を見たら、頭の中で消費税を加算する必要があります。これが最終的に支払う金額です。

例: Tシャツの値札に 1,000円 (税抜) と大きく書かれている場合。 レジで支払う金額は:1,000円 + 1,000円 × 10%(消費税) = 1,100円 です。

税込 (ぜいこみ)

  • 字面の意味 = 税金、 = 込み、含まれている。合わせて「税金が含まれている」。
  • わかりやすく言うと税込み価格
  • あなたがすること:これはとても楽です!この表示価格を見たら、値札に書かれた金額がそのままレジで支払う金額です。表示価格=支払額です。

例: 同じTシャツで、値札に 1,100円 (税込) と書かれている場合。 レジで支払うのは 1,100円 で、自分で計算する必要はありません。


買い物のちょっとしたコツ(経験談)

  1. 「税込」を探せばOK! 2021年4月から施行された日本の法律により、一般消費者向けの店舗はすべて「税込」(税込み)価格を表示することが義務付けられています。ですから、今ではほとんどのお店(ユニクロ、ドラッグストア、コンビニ、スーパーなど)で見かける価格は、基本的に最終的な税込み価格です。そのまま安心して購入できます。

  2. 「並列表示」の落とし穴に注意 法律はあるものの、価格をより安く、魅力的に見せたい店舗の中には、「税抜」価格を大きな文字で表示し、その横に小さな文字で「税込」価格を書くところがあります。 例えばこんな感じ: <font size=5>9,980円</font> <font size=2>(税込 10,978円)</font> この時、大きな数字だけを見ずに、必ず横の小さな文字を探してください。そこに書かれている金額が、あなたの財布から実際に出ていくお金です。

  3. コンビニ/スーパーで食べ物を買う時は“隠れたルール” 前述の通り、持ち帰りの食品は8%の税率ですが、店内で食べる場合は10%の税率が適用されます。ですから、コンビニやスーパーでお弁当、おにぎり、飲み物を買って、店内の休憩スペースで食べようとする時は、状況が変わります。

    • 持ち帰り (おもちかえり / omochikaeri): 8%税率で計算。
    • 店内飲食 (イートイン / iitoin): 10%税率で計算。 レジで店員さんが通常こう尋ねます:「お持ち帰りですか?」 (o-mo-chi-ka-e-ri de-su-ka?)。もし「はい (hai)」と答えれば8%で計算されます。店内で食べると言うと、店員さんは10%で再計算します。少しでも節約したいなら、迷わず「持ち帰り」と答えましょう!

まとめ

  • 税抜 (ぜいぬき) = 税抜き価格、まだお金を足す必要あり。
  • 税込 (ぜいこみ) = 税込み価格、表示通りに支払う。
  • 買い物の秘訣:「税込」という言葉を探せば、それが最終価格。
  • 節約のコツ:食べ物や飲み物を買う時は、店員さんに「持ち帰り」(mochikaeri) と伝えて、8%の軽減税率を適用してもらおう。

この説明がお役に立てば幸いです!これから日本で買い物をする時、この2つの言葉を見てもう迷わなくなるはずです。どうぞ買い物を楽しんでください!

作成日時: 08-11 12:53:22更新日時: 08-12 03:05:10