痛風はどの関節に影響を及ぼすことが多いですか?

Kristen Fisher
Kristen Fisher

痛風の発作といえば、まず最初に症状が出るのは、ほとんどの場合、足の親指です。特に親指の付け根の関節は、最も症状が集中しやすい場所で、多くの人が初めての発作で夜中にその激痛で目が覚めます。

もちろん、痛風が症状を引き起こすのはこの一箇所だけではありません。足の親指の他に、足首、足の甲、膝も非常によく症状が現れる部位です。

さらに上の方では、腕や手も影響を受けることがあります。手首、指の関節、さらには肘にまで、赤み、腫れ、熱感、痛みが現れる可能性があります。

簡単に言えば、痛風は体内に「ゴミ」(尿酸塩結晶)が排出されずに残ってしまった状態だと考えることができます。これらの「ゴミ」は、体の末端にある、比較的温度の低い関節に沈着しやすい性質があるため、足や手が最も症状が出やすい場所となるのです。