茶道の基本的な礼儀作法にはどのようなものがありますか?
作成日時: 7/29/2025更新日時: 8/18/2025
回答 (1)
抹茶道における基本的な作法
- 茶室への入室作法:靴を脱いだ後、入口で(通常15~30度)お辞儀をし、茶室と亭主への敬意を表します。入室時は静かにし、騒がしくしないようにします。
- 座り方:正座で、背筋を伸ばし、両手を膝の上に軽く置きます。女性は膝を閉じ、男性は少し開いても構いません。これは品位と集中を表します。
- お茶のいただき方:
- お茶碗を受け取る際はお辞儀をして感謝を示し、右手でお茶碗を取り、左手のひらに乗せます。
- お茶碗を二回(時計回りに約180度)回し、正面から飲まないようにします(謙虚さを示すため)。
- 一口ずつ静かにすすり、音を立てないようにします。飲み終えたら、右手で軽く碗の縁を拭います。
- 茶道具の拝見:お茶をいただく前と、お茶碗を返す前に、お茶碗の技巧と美しさ(釉薬の色、形など)を注意深く鑑賞し、亭主と茶道具への敬意を表します。
- 静寂と集中:儀式全体を通して静かにし、雑念を払い、茶道の精神に集中します(「和敬清寂」の原則:調和、尊敬、清らかさ、静けさを体現します)。
- 感謝と終了:お茶をいただいた後、亭主にお辞儀をして感謝を示します。茶室を去る際にも再度お辞儀をし、儀式への感謝を表します。
作成日時: 08-04 14:18:17更新日時: 08-09 01:29:59