こちらの季節は北半球と完全に逆です。生活習慣や祝日の過ごし方をどのように調整すればよいでしょうか?
こんにちは!「地球の反対側」へようこそ!季節が逆さになるこの問題、私も初めて来た時はしばらく戸惑って、体内時計も世界観も全部リセットしなきゃいけない気がしたよ、ははっ。でも心配しないで、慣れれば大丈夫だし、新しい楽しみもたくさん見つかるからね。私の経験を元に、調整方法を詳しく説明しよう。
生活習慣の調整:「当たり前」にさよなら、「新常態」を受け入れよう
季節が逆転すると、最も影響を受けるのは「季節ごとにやること」という我々の固定概念だ。
1. 服装と買い物:「季節逆転」思考を身につけよう
これが一番直接的な衝撃だろう。中国では、6〜7月は半袖・半ズボンを準備し、11〜12月はダウンジャケットを準備する。ここでは、それが逆になる:
- 6・7・8月は冬:ニュージーランドで最も寒い時期、特に南島ではダウンジャケット、セーター、ヒートテックが必須。ショッピングモールも冬物セール中。
- 12・1・2月は夏:太陽がサンサンと照るクリスマスと新年!半袖、ビーチパンツ、ビキニ、ビーチサンダル(NZでは
ジャンダル
=Jandals)を準備する時期。 - 買い物のコツ:初めのうちは間違いやすい。覚えておこう、北半球の友達がSNSに雪景色をアップしたら、あなたは日焼け止めを塗っている時。彼らがビーチ写真をアップしたら、あなたは暖房をつけているかもしれない。買い物も同じで、本当に寒くなってから冬服を買いに行かないように。その頃には新作はもう売り切れているかも。
2. 健康管理:日焼け止め!日焼け止め!日焼け止め!
大事なことなので3回言いました!ニュージーランド上空のオゾン層は薄く、紫外線の強さで有名だ。
- 年中通して日焼け対策を:夏だけ気を付ければいいと思わないで。ここの冬でも、太陽が出ていれば紫外線はかなり強い。出かける前に日焼け止めを塗り、帽子、サングラスを着用することが、1年中の習慣になるべきだ。怠ると簡単に日焼けするし、肌の老化も加速する。
- 保湿:ニュージーランドは比較的乾燥した気候、特に暖房をつける冬の室内は乾燥しやすい。良い保湿クリームが肌の救世主だ。
- 季節性情動:奇妙な「季節的なホームシック」を経験するかもしれない。例えば、中国の友達が中秋節を祝い月餅を食べている時に、こっちは草木が一斉に芽吹く春だったりして、ちょっと変な気分になる。これは普通のことだから、こんな「ずれ感」に慣れるための時間を自分にあげよう。
3. アウトドア&家庭での活動:流れに身を任せて
- ガーデニング:花や植物を育てるのが好きなら覚えておいて、春は9月から始まり、秋は3月に始まる。中国の季節や気候に当てはめてはダメだ。ちゃんと育たないからね。
- BBQ文化:夏(12月〜2月)はニュージーランドのBBQシーズン。家の裏庭から公園、ビーチまで、焼肉の香りが漂いくる。ローカルの生活に溶け込む最高の方法の一つだから、友達のBBQパーティーにはどんどん参加しよう!
- 冬のアクティビティ:冬(6月〜8月)はスキーや温泉に絶好の時期。クイーンズタウンやルアペフマウナ(ルアペフ山)へスキーに行くのは、多くのキウイ(NZ人)にとって冬の恒例行事だ。
祝祭日の「新しい楽しみ方」:伝統をひっくり返し、新しい思い出を作ろう
この部分が一番面白くて、南半球限定版のユニークな祝日をたくさん体験できるよ。
クリスマス(12月25日):半袖のサンタクロース
真っ白な雪景色、暖炉のそばでのクリスマスはもう忘れよう!こっちのクリスマスはこんな感じ:
- 場面:太陽、ビーチ、海。
- 伝統的な行事:
- 七面鳥のごちそう(食べる人もいるけど)より主流なのは、ビーチBBQ か庭で ハンギ(マオリ風の石窯料理)。
- クリスマススイーツ:国民的スイーツの パブロワ(パブロヴァ)(フルーツを載せたメレンゲと生クリームのケーキ)が食卓の主役。さっぱりしてこってりしないから夏にぴったり。
- 服装:サンタ帽に足指が露出したビーチサンダル(Jandals)、赤いビキニにクリスマスの飾りつけ。全く違和感ない。
私のアドバイス:思いっきりリラックスして、ビーチでサマークリスマスを満喫してみて。すごく心地よくて楽しい体験だと気づくはず。
ニューイヤー(1月1日):夏の夜の花火
クリスマスと同様、お正月も真夏だ。暖かい夏の夜に薄着で外に出て新年の鐘を迎えることができる。大都市のビーチやダウンタウンでは盛大な花火大会があり、とても盛り上がる。
春節(旧正月、主に1、2月):夏の終わりの団らんの食事
春節は私たち華人の大事な日だけど、ここで過ごすとなんだか感じが違う。
- 気候:ちょうど夏の終わりから秋の始まりで、依然として暖かい。
- 「春節のムード」:正直、町全体の「春節らしさ」は中国に比べものにならない。自分で作るしかない!
- 新しい過ごし方:
- 屋内では伝統を大切に:
- 家族や友達と餃子を包んだり
- [中国中央電視台]春節聯歓晩会(中央電視台春節晩会)の生放送を見たり(時差は数時間あるよ)
- 赤い封筒(お年玉)をおくる、などの伝統的な儀式感も同じように大切に。
- 屋外では新しい発想を受け入れよう:
- 除夜の食事は室内じゃなくて、庭でホットポットやバーベキューをすると、また違う良さがある。主要都市のチャイナタウンや华人コミュニティーでは獅子舞や花市などの行事もあるから、行ってみよう。
- 屋内では伝統を大切に:
イースター(主に3、4月):秋の気配が深まる休日
北半球では復活と春の訪れを象徴するイースターだけど、ここでは秋に訪れる。
- 雰囲気:肌寒くなり、木々は黄色に染まり、さわやかな秋の気候で心地よい。
- アクティビティ:近場への小旅行(ロードトリップ)に最適の休日。車を走らせて近くのハイキングコースを散策し、ニュージーランドの秋景色を楽しむのは最高だ。
特別な祝日:マタリキ(マオリ新年)
これはニュージーランド固有の祝日で、毎年6月〜7月(冬)にある。それはマオリの新年の始まりを告げ、公立休日でもある。マタリキの祝いを理解し参加することは、ニュージーランドの文化を深く知る良いチャンスだ。ライトアップイベント、文化パフォーマンス、家族の集まりなどが一般的。ニュージーランド版の「冬至」、家族が集まり、過去を振り返り未来を企てる時と考えていい。
要するにこういうこと:このギャップを「正そう」と思わず、「経験」して「受け入れる」。
最初は違和感を感じるかもしれないけど、少しずつ、二つの文化が融合した自分だけの新しい生活リズムや祝日の伝統を築いていけるはず。例えば、賑やかなサマークリスマスを過ごしたら、今度は一年の真ん中(6月、7月)に自分で「ミッドウィンタークリスマス」を開いてごちそうを食べ、雪のクリスマスへの想いを補ってみるのもいい。
ニュージーランドでの生活が色あざやかで充実したものになりますように!