どの重要な書類は原本を携帯する必要がありますか?また、事前に翻訳と公証が必要なものはどれですか?

Sara Griffin
Sara Griffin
Healthcare professional with New Zealand immigration experience. | 拥有新西兰移民经验的医疗专业人士。

こんにちは!ニュージーランドの書類準備中なんですね。確かにちょっと複雑な部分もありますが、ご心配なく。わかりやすく整理しましょう。これは遠出の際に荷物を詰めるのと同じで、必ず手荷物で持っていく物と、事前にしっかり準備しておく物を明確に分けることがポイントです。


原本(オリジナル書類)の持込が必須な重要書類リスト

これらの書類は、あなたの身分を証明する「ハードウェア」のようなものと考えてください。ニュージーランド到着後、銀行口座開設、納税者番号(IRD番号)の取得、運転免許証の切り替えなど、様々な手続きで提示を求められる可能性が高いので、原本はあなた自身が飛行機に持ち込むことを強く推奨します。

  • 旅券(パスポート): 最重要書類です。入国はもちろん、現地では事実上のメイン身分証明書となります。
  • 運転免許証(ドライバーライセンス): もし中国の運転免許証を持っていて、ニュージーランドで運転する予定があるなら、原本は必須です。(NZ政府認可の翻訳文と併せて提示すれば)ニュージーランドで最大1年間運転が可能です。またはニュージーランドの免許に切り替えることもできます。
  • 出生証明書(バースサーティフィケート): 官公庁への登録など、特定の手続きで要求される場合があります。日本の出生届記載事項証明書や、公証役場が発行する「出生公証書」に相当します。「出生公証書」の原本持参をお勧めします。
  • 結婚証明書/離婚証明書(マリッジ/ディボースサーティフィケート): 配偶者ビザ申請、または将来家族関連の法的な手続きをとる場合に、原本が重要になります。
  • 最終学歴証明書(卒業証書・学位記)&成績証明書(学位記、大学成績証明書・写し): 現地での就職活動時に、雇用主から原本を見せてほしいと言われる可能性があります。ニュージーランドでさらに勉強を続ける予定なら、特に必須です。
  • 各種資格証明書(プロフェッショナルサーティフィケート): 会計士資格、電気工事士免許、教員免許など、あなたの専門分野での技能や資格を証明する重要な書類の原本が必要です。

簡単にまとめると: あなたの身元、婚姻状況、学歴、専門スキルに直結する重要な証明書はすべて原本を持参し、厳重に保管しましょう。


事前の翻訳・公証が必要な書類リスト

このカテゴリーは、主にビザ申請に向けた事前準備となります。ニュージーランド移民局(INZ)のルールはシンプルです:英語以外の言語で書かれたすべての書類には、公的に認められた英文翻訳文を添付しなければなりません。

中国では、「公証書」は通常「原本のコピー + 英訳文 + 公証機関の認証」をセットにした包括証明として発行され、ニュージーランド移民局はこの形式を完全に受け入れています。非常に便利な方法です。

以下は、通常翻訳・公証の手続きが必要となる書類のリストです:

  • 身分証明関連:

    • 身分証(IDカード): 翻訳が必要。
    • 戸口簿(戸籍謄本): 家族関係を証明するために非常に重要です。全ページの翻訳と公証が必要です。
    • 出生証明書: 公証役場で**「出生公証」(出生公証)書**の手続きを直接行うことを強く推奨します。
    • 結婚証明書/離婚証明書/独身証明書: 同様に、公証役場で対応する「結婚公証書」、「離婚公証書」または「独身証明公証書」の手続きを行いましょう。
  • 無犯罪証明書(ポリスクリアランス・サーティフィケート):

    • ビザ申請に必須です。まずは本籍地のある警察署で「無犯罪記録証明書」を発行してもらい、その原本を持って公証役場へ。「無犯罪記録公証書」の手続きを依頼します。公証役場が翻訳も行い認証をしてくれます。
  • 資産証明関連:

    • 通帳履歴(銀行取引明細)・残高証明書: 銀行が直接英文版を発行できない場合、翻訳が必要です。
    • 不動産登記証(一人名義のみ)・自動車登録証など: 補助的な資産証明として、こちらも翻訳と公証が必要です。(※紐づく関連事項全てが対象)
  • 学歴・職務関連:

    • 最終学歴証明書&成績証明書: 学生ビザや技術移民を申請する場合、これらは重要で必須です。学校側が発行する公式英文版へ(大学機関印あり)、または中国語の原本を公証にかける(英訳公証)で対応します。
    • 在職証明書(企業発行)・推薦状(職務経歴書): 中国語で書かれている場合、翻訳が必要です。公証は通常不要ですが、翻訳は公認翻訳機関によるものが必須です。
    • 資格証明書(プロフェッショナル): 同上、翻訳は必須です。

重要ポイント(ここがキモ!):

  1. 翻訳は誰が担当する? 自分自身や友人による翻訳は認められません。ニュージーランド移民局(INZ)は、翻訳が公的に認可された翻訳者によってなされたものを要求します。現地では、紛れもなく最も確実な方法は公証役場を利用することです。専門担当の翻訳者が整備されたプロセスで対応できます。ニュージーランド着後は、現地のNZ交通局(NZTA) または移民局(INZ)認可の翻訳サービス機関を利用する必要があります。

  2. 公証で一括対応がお得: 中国国内で手続きを行う場合、最も効率的なのは、必要な書類(出生証明書、無犯罪証明書、戸口簿、結婚証明書等)を地元の公証役場に持ち込み、**「ニュージーランド移民/ビザ申請用」**と明確に伝えればOKです。翻訳を含む「公証書」のフルセットを一括で発行してくれます(※中国での正式名称と公証ルールを遵守)。

  3. コピーを複数部用意: 公証書は余裕を持って複数部(副本)作っておきましょう。後で再び必要になる場合があります。手続き準備時に作っておけば二度手間にならず安心です。

この説明がお役に立てば幸いです!準備過程は確かに手間がかかるかもしれませんが、ステップを踏んでいけば問題ありません。リストアップして項目を確実にこなしていけば間違いなしです。どうぞご準備・ご渡航一切が順調に進みますように。ご健闘をお祈りします!